Not Trust me.
アナウンサー | 新しいヴォックステックブランドの盗撮スコープ。 |
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隣人の盗撮はかつてないほどスタイリッシュに。 | |
ヴォックステック。私たちを信じお金を託してください。 | |
今週の「お前の妹とヤッたけどなにか?」はヴォックステックの提供でお送りしました。 | |
私たちを信じ娯楽を委ねてください。 | |
ヴォックステック。信じなさい、信じなさい… | |
ヴォックス | これはいいテレビだ… |
もしもし、ヴェルヴェット。地獄のような朝の調子はどうだい? | |
ヴェルヴェット | 無駄話は止めて、ヴォックス。今すぐここまで上がってきて! |
ヴォックス | 一体何が問題なんだ、君? |
ヴェルヴェット | ショーをまとめあげようとしてたのにアンタの若いツバメがアタシの仕事場を破壊してんの… |
ヴァレンティノ | クソアマ! |
ヴェルヴェット | すぐに来い。今すぐ! ヴァレンティノ! |
ヴォックス | まったく、行くか。ヴァレンティノ。 |
ヴァルと過ごすならこんなの日常茶飯事さ。 | |
ヘイヘイヘイ。最悪の人生だな。 |
リポーター | ヴォックスさん!ヴォックスさん! ヴォックスさん、質問があります、ヴォックスさん。 |
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ヴォックスさん。新たなエクスターミネーションの期限についてどんな考えがおありですか? | |
ヴォックス | 親愛なる皆さん、私たちヴォックステック・エンタープライズは常にイノベーションの最前線にいます。 |
そして今この新たな来たるべき脅威に備え、私たちはあなた方を守ることに注力します。 | |
私たちはヴォックステック・天使のセキュリティの近日発売を喜んでお知らせします。 | |
私たちを信じ安全を委ねるのです。 | |
部下 | 社長?えー、いつ我々は天使のセキュリティにとりかかったのですか? |
30秒前だ。クソカミラに確認を取って今日の予定を全部キャンセルしてくれ。 | |
上階の炎上を消さねばならん。 | |
ヴェルヴェット | あー、ダメ。無理。クビよ。 |
なにこれ?手首にフリル?1750年代? | |
これを着てた魔女たちみたいに燃やしてしまいなさい。 | |
ヴォックス | やあ、ヴェルヴェット。忙しいようだね。 |
私たちの怒りっぽい友人は今どこにいるか教えてくれないか? | |
ヴェルヴェット | 自分のタワーに上がって、平面顔の王子様が彼をなだめてくれるのを待ってる。 |
ヴォックス | それで、今日は何が彼をイライラさせたんだ? |
ヴェルヴェット | 知るわけないでしょ。彼は私の最高のモデルを引き裂いたのよ。 |
この不運なビッチが元通りになるまでショーを待つことはできない。 | |
メリッサ、こっちに来なさい。 | |
ダメ。ダメ。醜い。死にたい。オエ。ああ、いいわ。これね。 | |
ヴォックス | あー、君はここの全てを完全にコントロールしているようだ。 |
ヴェルヴェット | 当然でしょ。くたばりな。シッシッ!あんたの怒りんぼの面倒みといで。 |
ヴァレンティノ | やっと来たか、キティ、もう一杯。 |
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信じられるか?あのクズがしたことを?恩知らずの淫売が! | |
ヴォックス | あー、今回はどの淫売について話しているんだ? |
ヴァレンティノ | クソエンジェルダストだ。他にオレが話題に出すようなやつがいるか? |
あのアバズレはオレを置いて出て行ったんだ。オレをだぞ。 | |
オレがアイツを作ったんだ。 | |
オレがいなけりゃ、アイツはちょっと楽しめる穴がいくつかついている肉袋だ。 | |
ヴォックス | エンジェルは辞めたのか? |
ヴァレンティノ | 違う、辞めてない。もっと悪い。アイツは引っ越したんだ! |
アイツは自分がここまで来て、働いて、どこかに帰れると思ってる。 | |
信じられるか!? | |
アイツはオレから逃げ出して頭からっぽのルシファーの娘と同棲できるって思ってる? | |
ヴォックス | エンジェルは今ルシファーの娘と暮らしているのか? |
ああ、そのビッチ。チャーキーだかチャンドラだか、知らないけど。なんか男っぽい名前の奴。 | |
ソイツはホテルを持ってて、で――で、どっちがよりオレをセクシーに見せてくれる? | |
ヴォックス | 何してる、ヴァル? |
そこには行かないでくれ。 | |
ヴァレンティノ | あの信用ならないゲイに誰がアイツを所有してるか思い出させてやる。 |
あの肥溜めの奴ら全員殺してやる、マジで。 | |
ヴォックス | ヴァル!考えてみてくれ。 |
我々のブランドは完璧だ。 | |
考えてみてくれ、街中で淫売どもを追いかけまわしてたら我々のイメージはどうなる? | |
ヴァレンティノ | あー…台無し? |
ヴォックス | その通り! |
君が従業員をコントロールできないと人々に思われてもいいのか? | |
ヴァレンティノ | やだよ。 |
ヴォックス | その通り。 |
それに、君はまだ彼を契約下に置いている。 | |
彼はどこにも行けやしない。だから君は…? | |
ヴァレンティノ | 何もしない? |
ヴォックス | 素晴らしいアイデアだ。こうした責任ある決断のために君は大金をもらってるんだ。 |
ヴァレンティノ | でも、本当に誰か撃ちたいんだ。 |
ヴォックス | なら、今月一番稼ぎの低い者を呼び出そう。 |
ヴァレンティノ | ああ、オレのことよくわかってらっしゃる。 |
なあ、エンジェルだけがあのみずぼらしいホテルで悪魔のオヒメサマと過ごしてるわけじゃないんだぜ。 | |
ヴォックス | あー、ほかにも誰かいるのか?君に借金のある誰かかな? |
ヴァレンティノ | オレたちに金以上の借りのある誰かさんさ。 |
ラジオデーモンもあそこにいる。 | |
ヴォックス | 今なんて言った? |
ヴァレンティノ | 聞こえただろ。 |
ヴォックス | アラスターが戻ってルシファーの娘といる、それはお前が一番最初に私に話すことじゃないのか!? |
ヴァレンティノ | ヘイ、アラスターを殺すのはお前のヘキだもんな。 |
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